2020年03月05日
お手紙ポストより

臨時休校で、朝礼等全校のみなさんにお話できる機会がなくなったので、この場で2月にポストに投函されていたお手紙を少し紹介します。
「駅伝大会楽しかったです。」(2年女子)
「昨日、駅伝大会をがんばりました。私は頑張って2人抜きました。自分でがんばったなと思いました。」(2年女子)
「駅伝の練習の試走会では6位でした。本番も6位だったけど、みんなでタスキを繋げれてよかったです。」(2年女子)
駅伝は、長い距離を走るので大変だった部分もあったと思いますが、チームで頑張れるところが良さです。その良さを十分に感じられたようで嬉しいです。
2020年03月04日
卒業式 式辞
本日は三月三日、桃の節句です。日一日と温かさが増し、桃の花のつぼみがだんだんと膨らみはじめてきました。皆さんと、先生や職員で今できる最高の気持ちを込めた卒業式を一緒に作りましょう。
20名の卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます。
皆さんが入学したての一年生の四月、平均身長は117㎝でした。先月は153㎝、この六年間で36㎝も大きくなりました。心身ともに大きく成長した皆さんが、今日の日を迎えることができたのは、本当に喜ばしいです。
私はこの一年、皆さんの活躍する姿から、元気や感動をたくさんもらいました。
四月の「作手ハッピープロジェクト」の発表には、感動しました。皆さんの力が、作手の人たちをどれだけ元気にしてきたことでしょうか。立派な六年生だとびっくりしました。二年間にわたるボランティア活動の経験は、この先必ず役に立ちます。
そして、「輝け作手 パワーアップ76」のスローガンは、まさに皆さんのハッピープロジェクトを全校に広げたものでした。年の初めに、自分たちで全校スローガンを決めて取り組んでいる小学校は、まだ多くはないでしょう。頼もしさを感じました。
球技大会、市内駅伝大会では、男女ともよくがんばりました。試合ではつい勝った、負けたと結果ばかり見てしまいがちですが、実はその結果にたどり着くまでの途中が大切です。勝つことがすべてではありませんが、それぞれの立場で、勝利に向けてチームのみんなが一つになったことと、力を出し尽くすことの意味を、練習や大会から感じ取ったのではないかと思います。
今年、日本中を沸かせたラグビーワールドカップで活躍した福岡堅樹選手は、決勝トーナメントの南アフリカ戦に敗れたとき「何一つ後悔はありません。」と答えました。力を出し尽くし、ベスト8という目標を達成したからなのでしょうか。なかなか言える言葉ではありません。中学校は、小学校とはまた違った楽しさがいっぱいあるところです。定期テストや部活動の大会もあります。「何一つ後悔のない」準備ができれば福岡選手のように格好よいですが、まずは自分の力を少しでも高めて、大会で経験したようにすべてを出し切る努力をしてください。それが成長になり、中学校生活を楽しむことにつながります。
運動会では、ダンスと一輪車、ドリル演奏を下級生に教え、リーダーシップを発揮していました。皆さんはふだんから、下級生の面倒をよく見ていました。登下校は言うまでもなく、給食のお代わりじゃんけんの時、低学年の子にはじゃんけんなしで優先的に分けていました。下級生が六年生を慕うのは、行事の時だけでなく、ふだんからこのように優しく接していたからだと思います。
さて、皆さんが作手小に入学してきた時は、まだ南北校舎でした。三年生の終わりには校舎とのお別れ会を行い、四年生からは新校舎になりました。なかなかできない経験です。
六年生の今年は、台風による運動会の短縮開催と修学旅行の延期、今回の卒業式と、予定通りにいかないこともありました。
皆さんがこの先、生きていく上では、時には予定通りにいかないこともあります。大人になった時には、英語がふつうになり、AIやロボットが想像もできない社会を作り上げていることでしょう。皆さんは、英語もがんばってきましたし、普通の小学校ではできない経験もたくさんしてきました。この先、令和の時代が進んでどんな社会になっても、この作手小で学んだことを生かして、たくましく生き抜いていってください。科学が一段と進んだ楽しみな未来が、皆さんを待っています。
二月最後の登校日、お手紙ポストに男女それぞれの子から「六年間ありがとうございました。いろいろあった六年間でした。とても楽しく過ごすことができました。」とありました。六年生の気持ちを代表して書いてくれたのかなと思いました。感謝の気持ちが持てる皆さんのことを、ここにいる先生たち、職員もうれしく、誇りに思います。
私たちは、皆さんを応援しています。そして、作手の人たちは、みんな温かいです。何か困ったことがあっても、必ず誰かが力になってくれます。
ぜひ、強い気持ちと周りの皆さんへの感謝の心を忘れずに、目標を持った中学生となってください。
最後に、二つ約束してください。一つ目は、この先ずっと自分の命を大切にすること、二つ目は、今日この場に参加できなかった家の人に、「今までありがとう」の言葉を添えて、卒業証書を手渡すことです。お願いします。
以上、皆さんへのはなむけの言葉とします。
令和2年3月3日
20名の卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます。
皆さんが入学したての一年生の四月、平均身長は117㎝でした。先月は153㎝、この六年間で36㎝も大きくなりました。心身ともに大きく成長した皆さんが、今日の日を迎えることができたのは、本当に喜ばしいです。
私はこの一年、皆さんの活躍する姿から、元気や感動をたくさんもらいました。
四月の「作手ハッピープロジェクト」の発表には、感動しました。皆さんの力が、作手の人たちをどれだけ元気にしてきたことでしょうか。立派な六年生だとびっくりしました。二年間にわたるボランティア活動の経験は、この先必ず役に立ちます。
そして、「輝け作手 パワーアップ76」のスローガンは、まさに皆さんのハッピープロジェクトを全校に広げたものでした。年の初めに、自分たちで全校スローガンを決めて取り組んでいる小学校は、まだ多くはないでしょう。頼もしさを感じました。
球技大会、市内駅伝大会では、男女ともよくがんばりました。試合ではつい勝った、負けたと結果ばかり見てしまいがちですが、実はその結果にたどり着くまでの途中が大切です。勝つことがすべてではありませんが、それぞれの立場で、勝利に向けてチームのみんなが一つになったことと、力を出し尽くすことの意味を、練習や大会から感じ取ったのではないかと思います。
今年、日本中を沸かせたラグビーワールドカップで活躍した福岡堅樹選手は、決勝トーナメントの南アフリカ戦に敗れたとき「何一つ後悔はありません。」と答えました。力を出し尽くし、ベスト8という目標を達成したからなのでしょうか。なかなか言える言葉ではありません。中学校は、小学校とはまた違った楽しさがいっぱいあるところです。定期テストや部活動の大会もあります。「何一つ後悔のない」準備ができれば福岡選手のように格好よいですが、まずは自分の力を少しでも高めて、大会で経験したようにすべてを出し切る努力をしてください。それが成長になり、中学校生活を楽しむことにつながります。
運動会では、ダンスと一輪車、ドリル演奏を下級生に教え、リーダーシップを発揮していました。皆さんはふだんから、下級生の面倒をよく見ていました。登下校は言うまでもなく、給食のお代わりじゃんけんの時、低学年の子にはじゃんけんなしで優先的に分けていました。下級生が六年生を慕うのは、行事の時だけでなく、ふだんからこのように優しく接していたからだと思います。
さて、皆さんが作手小に入学してきた時は、まだ南北校舎でした。三年生の終わりには校舎とのお別れ会を行い、四年生からは新校舎になりました。なかなかできない経験です。
六年生の今年は、台風による運動会の短縮開催と修学旅行の延期、今回の卒業式と、予定通りにいかないこともありました。
皆さんがこの先、生きていく上では、時には予定通りにいかないこともあります。大人になった時には、英語がふつうになり、AIやロボットが想像もできない社会を作り上げていることでしょう。皆さんは、英語もがんばってきましたし、普通の小学校ではできない経験もたくさんしてきました。この先、令和の時代が進んでどんな社会になっても、この作手小で学んだことを生かして、たくましく生き抜いていってください。科学が一段と進んだ楽しみな未来が、皆さんを待っています。
二月最後の登校日、お手紙ポストに男女それぞれの子から「六年間ありがとうございました。いろいろあった六年間でした。とても楽しく過ごすことができました。」とありました。六年生の気持ちを代表して書いてくれたのかなと思いました。感謝の気持ちが持てる皆さんのことを、ここにいる先生たち、職員もうれしく、誇りに思います。
私たちは、皆さんを応援しています。そして、作手の人たちは、みんな温かいです。何か困ったことがあっても、必ず誰かが力になってくれます。
ぜひ、強い気持ちと周りの皆さんへの感謝の心を忘れずに、目標を持った中学生となってください。
最後に、二つ約束してください。一つ目は、この先ずっと自分の命を大切にすること、二つ目は、今日この場に参加できなかった家の人に、「今までありがとう」の言葉を添えて、卒業証書を手渡すことです。お願いします。
以上、皆さんへのはなむけの言葉とします。
令和2年3月3日
2020年03月03日
卒業式4

本日、卒業証書授与式を終えることができました。卒業生と教職員のみの式ということで、保護者の皆様には大変な思いを抱かせてしまいましたが、非常時の対応に深くご理解、ご協力いただきましたこと、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
卒業生と教職員が、お互い今できる精一杯の心を込めた式を一緒に作り上げました。ぜひ、お子さんからどのような様子だったのか聞いていただければ幸いです。
2020年03月03日
卒業式3

今朝、スクールガードの皆さんが卒業生一人一人のために、手作りの花束を作って学校まで届けてくださいました。
学区の皆さんの温かい心遣いがうれしいです。作手の子供たちは、地域の皆様にしっかりと支えられて成長できる環境にあります。本当にありがたいです。
2020年03月03日
卒業式2







卒業証書授与、はなむけの言葉、呼びかけの一部と「旅立ちの日に」の歌、校歌の順で式を行いました。卒業生からは、時には笑顔も見られ、時には涙を流す子もいました。
卒業生も教職員も今できる最高の気持ちを込めた卒業式を行うことができました。
2020年03月03日
卒業式1









本日、卒業式が行われました。まずは、昨日掲載できなかった前日準備の様子です。
花いっぱいの素敵な会場ができました。
新城更生保護女性会作手支部の皆さんが、卒業生の胸につける花を作って届けてくださいました。
卒業生が総合的な学習でお世話になった地元のほうれん草農家の方が、一人ひとりにほうれん草をプレゼントしてくださいました。
先生たちは最後の歌の練習をしました。
教室には、絵の得意な先生を中心に全員の似顔絵を黒板に描きました。大作が出来上がっています。この作品は、お知らせした期日の中で通知表を取りに来たときに写真を撮ってもらっても結構です。
Posted by 作手小学校 at
11:33
2020年03月02日
明日はいよいよ卒業式


会場の準備、教室の飾り付けが終わりました。その様子は明日登校してからの楽しみにとっておきます。明日は全員が揃って卒業式を迎えられることを願っています。
既にお伝えしましたように、保護者、地域の皆様が校舎内へ入ることはご遠慮いただきます。保護者の皆様には大変ご迷惑、ご心配をおかけしておりますが、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
2020年03月02日
「新型コロナウイルス感染拡大防止に向けて」
新城市教育委員会、教育長通知文を掲載します。ご確認ください。
令和2年3月2日
新型コロナウィルス感染拡大防止に向けて
新城市教育委員会
教育長 和田 守功
新型コロナウィルスの感染拡大防止にかかわります「学校臨時休業」や「卒業式」「修了式」の突然の対応に関しましては、児童生徒は無論のこと保護者ならびに市民の皆様方には、不本意なことも多々あることと思いますが、非常時における苦渋の決断です。なにとぞご容赦いただき、ご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
特に、卒業式につきましては、日本中に感染が拡大してからでは、卒業式を開催することすら困難になることが予測されます。そこで、教育委員会と校長会で連携を図りながら、子供たちの命を守ることを最優先に考え、感染拡大防止のための最善策を協議し、日程を繰り上げて、教職員と卒業生のみの限られた人数で実施することにしました。保護者の皆様のお気持ちを察しますと、きわめて忍びがたいものがありますが、感染防止対応を優先させるべきとの判断ですので、どうかご理解願います。
今回の対応につきましては、人類が経験したことのない新型コロナウィルスだけに、今後どのように変化・拡大するかは予測できません。潜伏期間が長いために、罹患者が健康体で無自覚のうちに他者に感染したり、感染経路が不明の罹患者も増えています。愛知県内の感染者も日ごとに増加しています。こうした状況をふまえ、子供たちの命を守るために、最悪の事態を想定してリスク管理をする必要があります。国や県の対応や要請も次々と変わり、学校現場も苦慮しています。そこで揺らいでならないのは、感染者が増え続ける中で、子供の命を第一義とする感染拡大防止の原点です。
3月2日、大村愛知県知事より、「子供の預け先が確保できないという状況が生じている」ので「小学校への自主登校教室の設置」を依頼する通知が出されました。新城市では現段階において「放課後児童クラブ」を全日開設しており希望者の全てを受け入れられていますので、「自主登校教室」は設置いたしません。ただし、事態の変化があれば、この限りではありません。
なお、長期にわたる学校臨時休業です。子供たちの自主・自立の態度を養う機会として、上学年(4,5,6年)や中学生は、計画的に学習に取り組めるよう、家庭で話し合ってください。また、健康維持のためには、外での適度な運動も欠かせません。人混みは避けるものの、安全に留意して、公園や広場などでの外遊びも心がけてください。新城市の小中学校では、雨天時以外の正午から17時まで、子供たちに運動場を開放します。保護者の責任の下で利用できます。さらに、各地域におかれましては、日常的に子供たちが地域で過ごすことになります。共育の理念で、地域の子供は地域で育てる気持ちで、見守り声かけしていただければ幸いです。家庭での生活が長くなります。ご相談や困りごとがありましたら、教育委員会または学校にご連絡ください。
令和2年3月2日
新型コロナウィルス感染拡大防止に向けて
新城市教育委員会
教育長 和田 守功
新型コロナウィルスの感染拡大防止にかかわります「学校臨時休業」や「卒業式」「修了式」の突然の対応に関しましては、児童生徒は無論のこと保護者ならびに市民の皆様方には、不本意なことも多々あることと思いますが、非常時における苦渋の決断です。なにとぞご容赦いただき、ご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
特に、卒業式につきましては、日本中に感染が拡大してからでは、卒業式を開催することすら困難になることが予測されます。そこで、教育委員会と校長会で連携を図りながら、子供たちの命を守ることを最優先に考え、感染拡大防止のための最善策を協議し、日程を繰り上げて、教職員と卒業生のみの限られた人数で実施することにしました。保護者の皆様のお気持ちを察しますと、きわめて忍びがたいものがありますが、感染防止対応を優先させるべきとの判断ですので、どうかご理解願います。
今回の対応につきましては、人類が経験したことのない新型コロナウィルスだけに、今後どのように変化・拡大するかは予測できません。潜伏期間が長いために、罹患者が健康体で無自覚のうちに他者に感染したり、感染経路が不明の罹患者も増えています。愛知県内の感染者も日ごとに増加しています。こうした状況をふまえ、子供たちの命を守るために、最悪の事態を想定してリスク管理をする必要があります。国や県の対応や要請も次々と変わり、学校現場も苦慮しています。そこで揺らいでならないのは、感染者が増え続ける中で、子供の命を第一義とする感染拡大防止の原点です。
3月2日、大村愛知県知事より、「子供の預け先が確保できないという状況が生じている」ので「小学校への自主登校教室の設置」を依頼する通知が出されました。新城市では現段階において「放課後児童クラブ」を全日開設しており希望者の全てを受け入れられていますので、「自主登校教室」は設置いたしません。ただし、事態の変化があれば、この限りではありません。
なお、長期にわたる学校臨時休業です。子供たちの自主・自立の態度を養う機会として、上学年(4,5,6年)や中学生は、計画的に学習に取り組めるよう、家庭で話し合ってください。また、健康維持のためには、外での適度な運動も欠かせません。人混みは避けるものの、安全に留意して、公園や広場などでの外遊びも心がけてください。新城市の小中学校では、雨天時以外の正午から17時まで、子供たちに運動場を開放します。保護者の責任の下で利用できます。さらに、各地域におかれましては、日常的に子供たちが地域で過ごすことになります。共育の理念で、地域の子供は地域で育てる気持ちで、見守り声かけしていただければ幸いです。家庭での生活が長くなります。ご相談や困りごとがありましたら、教育委員会または学校にご連絡ください。
2020年03月01日
6年生を送る会2




一人ひとりの思い出のスライドを全校で見ました。5年生が解説をしながらスライドが進んでいくと、6年生の喜ぶ姿が見られました。低学年の時の写真が出ると「かわいい」と言う声があちこちから上がりました。
最後に全員に花束と手紙を渡しました。6年生からは、今年作った「挑め」の旗を5年生に手渡して、来年度リーダーとして引っ張っていくよう励ましの言葉が送られました。
急に6年生を送る会を開くことになりましたが、全員の力で良い会となりました。